HG ザク2 C型 その4:関節詰め3 (手首編)

バンダイの「HG 1/144 ザク2 C型」を作ってみました。
今回「手首」を詰めてみました。

▼「通常速度バージョン」(動画の説明は「字幕」でご覧ください)

手首の現状


キットのままでは手首の軸が目立つので改造します。


内部の構造です。

手首の軸の切断


▲ 手首の軸を切断する前に、周囲を黒く塗っておきます。


こうすると、切断面がよくわかります。


できるだけ軸を残したいので、カッターで切断します。


回転させながら、少しづつ刃を入れていきます。


切れました!

手首の軸の穴開け


ドリルがズレないように、軸の中心を針で掘っておきます。


少しズレました。


▲ 最初は1mmのドリルで穴を開けます。


慎重に垂直に穴を開けます。


穴が開きました。


▲ 次に2mmのドリルで掘ります。


穴が開きました。


▲ 最後に2.5mmのドリルで掘ります。


穴が開きました。


切断した軸を仮組みします。


短くなりました。


軸が短くなったので、手首の根本が腕のパーツに当たっています。

腕側の加工


腕側の穴を広げます。


黒く塗った部分を削ります。


GSIクレオスGツール GT01電動コードレスルーターを使って削ります。


▲「GT01」は削る力が弱いので、扱いやすいです。


電動工具粗削りに便利です。


電池が切れたので、残りはカッターで削ります。


細部は棒ヤスリで仕上げます。


こんな感じになりました。


反対側の穴も広げます。


▲ こちらは凸部があるので、残すように削ります。


細部は棒ヤスリで仕上げます。


こんな感じになりました。

手首の軸の接着と補強


手首に軸をくっつけます。


軸に少し接着剤を付けます。


手首から少し軸が出るぐらい位置決めします。


流し込みタイプの「Mr.セメントSP」で接着します。


付属の筆では太いので、面相筆を使います。


隙間から接着剤を流し込みます。


▲(手で見えませんが)穴側からも接着剤を流し込んでおきます。


▲(手で見えませんが)瞬間接着剤シアノン」を使って補強します。

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クラフトテープを貼った板に「シアノン」を出します。


アルテコSSP-HGの「HG専用パウダー」を混ぜます。

アルテコSSP-HGの「HG専用パウダー」と同等品です。瞬間接着剤付いています


パウダーを混ぜて粘度を上げ、パテ状にします。


パテ状になったら補強する部分に盛り付けます。


アルテコの硬化促進剤スプレープライマー」で硬化させます。


吹き付けます。


完成です。

手首を詰める前と後の比較


約1mm短くしました。


腕に差し込んで完成です。


軸が短くなって格好よくなりました。


左がキットの状態で、右が改造後です。

次回は「動力パイプのパイプスプリング化:ボディ編」です。

4倍速ロングバージョンでは、「通常速度バージョン」で収録できなかった映像も見ることができます。(動画の説明は「字幕」でご覧ください)

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