ミニスケール戦車プラモの塗装練習(その3:汚し3)

水彩色鉛筆」で「チッピング」他の練習をした時の動画の説明です。
参考にしてください。

▲ 動画の説明は「字幕」でご覧ください。

「水彩色鉛筆」を使った「チッピング」

塗装の「剥がれ」や「擦れ」を表現する「チッピング」は、いろいろなやり方がありますが、ミニスケールプラモデルでは加減が難しく、大げさになりがちです。
ドッティング(のようなもの)」で試した「水彩色鉛筆」で「チッピング」ができないか、試してみました。


▲「水彩色鉛筆」を使って「チッピング」をしてみます。
三菱鉛筆の「ユニ・ウォーターカラー」を使ってみました。

擦れて「剥がれた」部分を描きこむ


▲「焦げ茶色」を使って「エッジ」の「剥がれ」を描きこんでいきます。


凸部やハッチなどの可動部の「エッジ」をなぞっていきます。
自然な感じになるように、エッジ全体をなぞるのではなく強弱を付けます。


スケールを考えて、大げさにならないようにします。
物が擦れる部分イメージしながら描きこんでいきます。


全体を見ながら少しづつ描き足していきます。

「チッピング」を描きこむ


▲「黒色」で「チッピング」を描きこんでいきます。
ペン先と描きこみます。


端部を中心に、平面部にも描きこみます。
物が当たる部分イメージしながら描きこんでいきます。


全体を見ながら少しづつ描き足していきます。
黒色」は目立つので、ほどほどにしておきます。


▲「焦げ茶色」も使ってみます。
今回の「イエロー」系には「焦げ茶色」のほうが自然です。


▲ こんな感じになりました。
チッピング」すると全体が引き締まりますね。


作業する前の状態です。

「水彩色鉛筆」を使って「工具」を塗る


▲「水彩色鉛筆」を使って「工具」を塗ってみます。
茶色」で斧の柄を塗ってみます。


▲「黒色」で斧の頭を塗ってみます。
先を尖らせれば細部の描きこみも可能です。
水彩色鉛筆」でも塗れますね。


▲「焦げ茶色」で色を足します。


▲「鉛筆」をこすり付け金属感を出します。


▲ こんな感じになりました。
鉛筆は少しやりすぎました。

「トップコート」でツヤを整える


▲ 全体に少しツヤが出たので、「トップコート」を吹いてツヤを消します。


▲ GSIクレオス の「トップコート」を使います。
水性なので、タミヤのアクリル塗料の上に吹いても大丈夫です。


▲ 良く振って…


試し吹きをしてから…


▲ 軽く4~5回吹けばいいと思います。


▲ もう少しツヤを消したいところですが、白くなるのでこの辺にしておきます。

「水性塗料」を「マジックリン」で落とす


▲ 一連の作業が終わったので、塗装を落とします。


水で薄めたマジックリン」を塗ると…


▲ みるみるうちに水性塗料溶けていきます。
ほとんど臭いはありません。
タミヤのアクリル塗料
マジックリンで簡単に落とせます。


塗装が落ちたら、水で洗い流すだけです。


▲ きれいになりました。

倍速フルバージョンです。(動画の説明は「字幕」でご覧ください)

まとめ

物が当たる部分をイメージしながら「水彩色鉛筆」で描きこむだけで、ミニスケールのプラモデルでも「チッピング」が手軽にできます。
また、「水彩色鉛筆」を使えば「細部の塗装」も手軽にできます。
タミヤのアクリル塗料は「マジックリン」で簡単に落とせるので、失敗しても安心です。

ぜひ試してみてください!

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