ガイアノーツの蛍光塗料のテストをしてみました。
UVライト点灯時の発光状態と混色による影響をテストしています。
蛍光塗料の塗装の参考にしてください。
ガイアノーツの蛍光塗料
エナメルの蛍光塗料が欲しかったので、ガイアノーツの蛍光塗料を購入しました。
▲ これが、今回テストした、ガイアノーツの蛍光塗料です。
▲ UVライトで発光します。
▲ 照明下でも、これくらい発光します。
UVライト
蛍光塗料を発光させるにはUVライトが必要です。
▲ 今回のテストでは、波長395nmのUVライトを使っています。
UVライトは高価でも波長365nmにしたほうがいいです。
ガイアノーツの蛍光塗料(エナメル)
▲ ガイアノーツのエナメル蛍光塗料です。
▲ 中蓋を開けて、よく混ぜます。
▲ 粘度は高めです。
▲ 小皿に出します。
蛍光イエロー(エナメル)
▲ サンプルプレートに筆で塗っていきます。
▲ 画面では、わかりにくいですが、蛍光ペン並みに鮮やかです。
▲ 乾くと半光沢になります。
蛍光グリーン(エナメル)
▲ 蛍光グリーンです。
▲ グリーンというよりも黄緑ですね。
蛍光ピンク(エナメル)
▲ 蛍光ピンクです。
▲ 画面では、わかりにくいですが、蛍光ペン並みに鮮やかです。
蛍光レッド(エナメル)
▲ 蛍光レッドです。
▲ 赤というより朱色ですね。これも実際は鮮やかです。
蛍光ブルー(エナメル)
▲ 蛍光ブルーです。
▲ ブルーは蛍光感がありません。透明感のある青色という感じです。
蛍光クリアー(ラッカー)
クリアーの蛍光塗料の発光状態を知りたかったので、テストしてみます。
▲ これはラッカー塗料です。
▲ 中蓋はありません。
▲ 見た目はクリアー塗料です。
▲ 完全に透明です。
▲ シルバーのミラーテープの上に塗ってみます。
ミラーテープの色によって発光が変わるのかテストします。
▲ ゴールドの上にも塗ってみます。
▲ 次はレッド。
▲ グリーン。
▲ 最後にブルーの上にも塗ってみます。
▲ モノアイ等に使えるかテストします。
蛍光イエロー + 蛍光グリーン
蛍光塗料を混色した場合の発色と発光の変化をテストします。
▲ イエローとグリーンを混ぜてみます。
▲ 少し薄めの黄緑になりました。
蛍光イエロー + 蛍光ピンク
▲ イエローとピンクを混ぜてみます。
▲ オレンジになりました。
▲ これは宇宙船のエンジンに使えそうです。
▲ イエロー+ピンクが薄かったのでやり直します。
(動画とは順序が違っています)
▲ 画面では、わかりにくいですが、蛍光ペン並みに鮮やかです。
▲ イエロー+レッドより、このオレンジのほうがいいですね。
蛍光イエロー + 蛍光レッド
▲ イエローとレッドを混ぜてみます。
▲ 少し濃い目のオレンジになりました。
蛍光イエロー + 蛍光ブルー
▲ イエローとブルーを混ぜてみます。
▲ 緑になりました。
蛍光グリーン + 蛍光ピンク
▲ グリーンとピンクを混ぜてみます。
▲ 茶色になりました。
蛍光グリーン + 蛍光レッド
▲ グリーンとレッドを混ぜてみます。
▲ 少し濃い茶色になりました。
蛍光グリーン + 蛍光ブルー
▲ グリーンとブルーを混ぜてみます。
▲ 青っぽい緑になりました。
蛍光ピンク + 蛍光レッド
▲ ピンクとレッドを混ぜてみます。
▲ 鮮やかなレッドという感じです。
蛍光ピンク + 蛍光ブルー
▲ ピンクとブルーを混ぜてみます。
▲ 紫になりました。
蛍光レッド + 蛍光ブルー
▲ レッドとブルーを混ぜてみます。
▲ ちょっと薄めすぎました。
▲ 原液を混ぜ合わせます。
▲ 少し濃い紫になりました。
▲ サンプルプレートが完成しました。
発光テストの結果(照明あり)
照明を点けた状態でUVライトを照らしてみました。
今回は、波長395nmのUVライトを使いましたが、波長365nmだと、もっと鮮やかに発光します。
▲ 画面では、わかりにくいですが、原色のイエロー、グリーン、レッドの発光が強いです。
▲ 次に強いのがピンクとクリアーでブルーは発光していない感じ。
▲ イエローは少し緑寄りの黄色で、グリーンは黄緑色に発光しています。
▲ レッドはオレンジに近い赤で、クリアーは薄い青色に発光しています。
▲ イエローとの混色は、+緑、+赤、+青、+ピンクの順で明るいです。
▲ オレンジの発光は「イエロー+レッド」のほうが強いですが、色は「イエロー+ピンク」のほうが良さそうです。
発光テストの結果(照明無し)
照明を消した状態でUVライトを照らしてみました。
今回は、波長395nmのUVライトを使いましたが、波長365nmだと、もっと鮮やかに発光します。
▲ 照明無しの場合も発光の傾向は同じです。
▲ クリアーはミラーテープの影響を受けません。下地が白のほうが発色が良いようです。
▲ グリーンより「イエロー+ブルー」のほうが緑っぽいし、少し明るいですね。
▲ 紫は「レッド+ブルー」が良さそうです。
ガイアノーツの蛍光塗料のテスト結果
- 発光が強いのは、イエロー/グリーン/レッド/ピンクの順で、ブルーは弱い。
- クリアーは薄いブルーに発光するが、少し弱い。
- 混色しても発光し、オレンジ/薄いグリーン/紫を作ることができる。
- クリアーは表面が発光するのでミラーテープは影響しない。
まとめ
ガイアノーツの蛍光塗料は色によって発光性能に違いがあります。
塗料を混ぜ合わせても発光するので、基本色以外の色も作れます。
モノアイやエンジンノズルなどへ塗れば、電飾より気軽に発光状態を再現できそうです。
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