バンダイのビークルモデル014「ブロッケードランナー」を作ってみました。
今回は「細部の塗装編:タミヤアクリル塗料で筆塗り」です。
前回の塗装に赤ラインを描き込み、軽くチッピングも入れました。
赤ラインの塗装 & 塗料の準備
赤ラインはタミヤのアクリル塗料を筆塗りします。
タミヤのアクリル塗料は水で薄められるので扱いやすく、臭いも気になりません。
水で薄めたタミヤアクリル塗料なら、下の塗料が溶け出さないのでリタッチも簡単です。
▲ タミヤアクリル塗料のフラットレッド(XF-7)で塗ります。
▲ よくかき混ぜます。
▲ 水で薄めます。
▲ ネイルアート用のφ1.2mm筆で塗ります。
▲ はみ出さないように少しずつ塗っていきます。
▲ ちょっと薄いですね。モールドに流れそうです。
気にせずに、最初は、ざっと塗っていきます。
▲ 下地が透けても構いません。
▲ 塗り重ねると色が載ってきます。
▲ 横の張り出し部分を塗ります。
▲ ここは平面全体なので塗りやすいです。
▲ 筆に含ませた塗料を伸ばしていく感じで塗ります。
▲ 水で薄めているので、塗り重ねても下の塗料は溶けません。
▲ ここはモールドがないので、フリーハンドです。
▲ 端から少しずつ広げていきます。
▲ 塗り重ねれば、色が載ってきます。
▲ ここもモールドがないのでフリーハンドです。
▲ 中心線を描いて広げていきます。
▲ ここは、ちょっと難しいです。
▲ 多少のはみ出しは、後でリタッチして修正します。
▲ 塗り重ねれば、色が載ってきます。
▲ ここはモールドに沿って塗ります。
▲ 少しずつ塗っていきます。
▲ 塗り重ねれば、色が載ってきます。
▲ 細かい部分は面相筆で塗ります。
▲ コクピット周りも面相筆を使います。
かなり細かいので、多少のはみ出しは仕方ありません。
後でリタッチして修正します。
▲ …少し、はみ出しました。
▲ ここも塗っておきます。
▲ エンジン横のラインも面相筆を使います。
▲ モールドを基準にして太くしていきます。
▲ 慣れてきたので、きれいに塗れました。
▲ こんな感じになりました。
▲ 一部リタッチしています。
▲ コックピットのはみ出しも修正しました。
▲ 後で汚すので、これで良しとします。
陰の部分の汚し
一般的な「墨入れ」だとミニスケールのプラモデルでは汚くなるので、タミヤの「ウェザリングマスター」を使って「汚し」をしてみました。
▲ タミヤウェザリングマスターで汚しを加えます。
▲ 先の摩耗した小筆を使います。
▲ 接着後に隠れる部分を汚しておきます。
黒だとドギツくなるのでグレーを使います。
▲ 凹部にこすりつけて陰を強調します。
▲ こんな感じになりました。
▲ もう少し濃くても良さそうです。
▲ 上段エンジンの裏も汚しておきます。
▲ 下段エンジンの裏も汚しておきます。
▲ 砲塔の基部も汚しておきます。
▲ アンテナ基部も汚しておきます。
各部の接着
本来は接着剤は不要ですが、ダボを削っているので、接着剤で接着します。
▲ 中段エンジンを流し込み接着剤で接着します。
▲ 本体への接着は普通の接着剤を使います。
▲ 下段エンジン部を合わせます。
▲ 合わせ部の塗料を削ってなかったので、咬み合わせが固いです。
▲ エンジン横のパーツを取り付ける前に、合わせ部に付いた塗料を削っておきます。
塗料が付かないようにマスキングしておくべきでした。
▲ カッターナイフで合わせ部に付いた塗料を削ります。
▲ 本体側も削っておきます。
▲ 接着剤を付けます。
▲ エンジン横のパーツを組み付けます。
▲ まだ、ちょっと固いですね。
リタッチ & チッピング
パーツの合わせ目や、塗装のはみ出しの修正、チッピングを筆で描き加えます。
▲ パーツの合わせ目が目立つので塗っておきます。
▲ ここも塗っておきます。
▲ ここは塗り間違いなので修正します。
▲ 水で薄めたタミヤアクリル塗料なら、下の塗料が溶け出さないのでリタッチは簡単です。
▲ スターウォーズの宇宙船なので、チッピングを入れておきます。
▲ 筆先に付いた塗料をチョン付けする感じです。
▲ 宇宙船の進行方向に描くとリアルになります。
▲ 端部やパネルラインに沿って描き込みます。
▲ 不規則にランダムに描き込みます。
▲ 少し大げさになっても、後で汚せば馴染みます。
組み立て完了
▲ 基本塗装と組み立てが終わりました。
▲ 砲塔とレーダーも取り付けました。
▲ 次回は汚しです。
▲ エンジンノズルも光らせる予定です。
今回のポイント
- 水で薄めたタミヤアクリル塗料なら、下地の溶け出しを気にせずに細部を塗装できる。
- 薄めた塗料で数回に分けて描き込んでいく。
- 多少のはみ出しは後でリタッチして修正する。
- ウェザリングマスターをスミ入れ的に使うと便利。
- スナップフィットは合わせ部の塗装を落としておく。
特徴的な赤ラインを水で薄めたタミヤアクリル塗料で筆塗りしました。
多少のはみ出しもリタッチで修正できるので慣れれば難しくありません。
次回は、汚しを加えてエンジンを光らせます。
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