旧車以外では自動車の窓ガラスは着色されていますが、なぜかカーモデルの窓ガラスは透明です。
どんなにボディの塗装を頑張っても、窓ガラスが透明のままでは残念な感じになるので、エアブラシを使わずに手軽に色を付けられないか試してみました。
今回は「スモークガラス編」です。
1回目 タミヤカラーを薄めずに筆で塗る
前回は水で薄めましたが、薄めずに原液のままで塗ってみることにします。

▲ X-19 スモークを使います。

▲ よ~く、かき混ぜます。

▲ 薄めずに、そのまま塗ってみます。

▲ この濃さでは、ハケ目が残りますね。

▲ ちょっと濃すぎますね。
1回目の結果

▲ ムラがひどいです。これはダメですね。
2回目 溶剤で薄めたタミヤカラーを筆で塗る
水ではなく、溶剤で薄めた場合も試してみます。

▲ 原液は濃すぎたので、溶剤で薄めてみます。

▲ 容器に移して…

▲ X-20A で薄めます。

▲ よく混ぜます。

▲ ちょっと薄めすぎたので…

▲ 少し継ぎ足します。

▲ 上から垂らす感じで塗ってみます。

▲ 小さい泡が出ますね。

▲ 泡を潰しきれません。

▲ 余分な塗料を綿棒で吸い取ります。
2回目の結果

▲ 少しムラが残っています。

▲ 色も薄いですね。
3回目 溶剤で薄めたタミヤカラーを筆で塗り重ねる
溶剤で薄めた塗料を塗り重ねてみます。

▲ 塗り重ねてみます。

▲ 溶剤は筆塗りしにくいですね。

▲ 泡を潰しています。

▲ 余分な塗料を綿棒で吸い取ります。

▲ 吸い取れました。

▲ ドライヤーの冷風で乾かします。
3回目の結果

▲ 塗り重ねても、あまり濃くなりませんね。

▲ ムラも目立ちます。
4回目 水で薄めたタミヤカラーを筆で塗る

▲ 結局、水で薄めたほうが良さそうです。

▲ 水を加えます。

▲ 水で薄めたほうが伸びがいいですね。

▲ 泡は出ますね。

▲ 余分な塗料を綿棒で吸い取ります。

▲ ドライヤーの冷風で乾かします。
4回目の結果

▲ ムラなく塗れています。

▲ でも、色が薄いですね。
5回目 水で薄めたタミヤカラーを筆で塗り重ねる

▲ 塗り重ねてみます。

▲ 泡を潰しています。

▲ 余分な塗料を筆で吸い取ります。

▲ ドライヤーの冷風で乾かします。

▲ 少し濃くなりました。

▲ でも、スモークという感じではないですね。

▲ もう一度、塗り重ねてみます。

▲ 塗り重ねると、泡が目立ってきますね。

▲ 余分な塗料を筆で吸い取ります。

▲ 余分な塗料を綿棒で吸い取ります。

▲ ドライヤーの冷風で乾かします。
5回目の結果

▲ 少し濃くなりましたが、ムラが目立ちますね。

▲ 透明度は、こんな感じです。

▲ 色が薄いですね。
キットに取り付けた状態

▲ キットに取り付けてみます。

▲ 小さい泡が目立ちますね。

▲ 色が薄いです。スモークは要検討です。
今回のポイント
- タミヤアクリル塗料そのままでは粘度が高すぎる。
- 溶剤で薄めても広がりにくく乾きにくい。(下地も溶ける?)
- 水で薄めるのが一番良さそう。
- スモークは重ね塗りしても色が薄い。
- 重ね塗りすると小さい泡が目立ってくる。
溶剤で薄めた場合を試してみましたが、水で薄める方がよさそうです。
ただ、スモークは改善の余地がありますね。
次回は、もっときれいな塗装の仕方を試してみます。



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